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自己への配慮

自分にたいする配慮ということがすべてに優先する。(セネカ)

イズム実顕地づくり考(63)

ちなみに自分らの「ヤマギシズム研鑽学校」は次のように案内されている。

「趣旨
真の人間となり、世界の公人として、自分の持ち味を検べ、試し、自分を含めた全人幸福のために活かして、みんなと仲良く、健康、正常、豊満で、楽しく生きる人となって、生涯を「研鑽生活」で暮らすことを趣旨とする。

科目
次の三科を以て構成する。
 予 科    公人完成科
 本 科    適性試験科
 専 科    適者専門就場科
◎専科―適者専門就場科は
本科―適性試験科の認定を経た者を、各人の持ち味を最も活かす場に配属して、完全専門分業の機構の一員として、全人類の繁栄に役立つ人となる科程である。自分の持ち味の場に就くと非常に楽で、しかも効率が上がる。
負担や任務を感じないで、適材が適所に就くということは、自分のすることを趣味として、楽しみとして生きられるものである。
勤めという感じでなく、それ自体がおもしろくやるから業績が上がり、なおさらまたおもしろいとなるものである。生活が芸術であり、歌であり、踊りである。

入学およびその後
1 入学資格は学歴、年令、職業、国籍等の制限なく、所定の手続を経て申し込んだ者は、研鑽学校の認定によって、随時入学することが出来る。
2 研鑽科目の決定は、定期または随時に資格検査を行い、研鑽学校の認定による。
例えば、本科より専科へ行くとは限らず、予科へ行く場合もあるし、専科の途中でも、適性試験や、公人であるかどうかを認定するために、本科や予科へ随時あるいは定期的に戻って検べるものである。
3 在学期間は、各科目ともに研鑽学校の認定に従い、人によって一定しない。
4 退学は原則として自由である。
5 学校の認定によって、在学取消しの場合もあるが、普通は終生卒業はなく、研鑽学生として、自分の持ち場に就いて、趣旨に沿って「研鑽生活」で暮らしていくものである。
6 入学待機のため、または退学者あるいは在学を取消された者が、再起するための憩いの場としては、ヤマギシズム振出寮がある。ここは振出しより奮起して出発するための施設である」

ここでの「ヤマギシズム振出寮」の性格がおもしろい。

「今度は振出寮では、現象面ではもっと乏しいとこからいったらよいと思うの。
芋蔓が美味しい、水が、空気が美味しい。ムシロの上が最も安眠のしとねになる。着る物でもそんなとこからやっていったらよいと思う。いろいろ方法はあるから。一日絶食すると大抵の物が美味しくなる。食の仕合せはそういうとこにある。孔子が言ったのおもしろい。『疏食を飯い、肘を枕にしても、楽しみその中にあり』と」(山岸巳代蔵)

自分らの合い言葉「ボロと水でタダ働きの出来る士は来たれ」に呼応するものだ。
その時は嫌々ぶつぶつと不満を隠しもってやっていた(やらされていた?)様々な経験が、みな一つに繋がってきてほのぼのとした内的な体験的イメージとして蘇ってくるようなのだ。
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